🌧️ 梅雨の季節と髪のお悩み

6月に入り、今年も梅雨の季節がやってきました。朝しっかりヘアセットをしたはずなのに、外に出た瞬間に髪が広がってしまったり、前髪が思うように決まらなかったり…。この時期ならではのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
私自身もくせ毛なので、湿気は大の苦手です。雨の日はもちろん、曇りの日でも空気中の水分を髪が吸ってしまい、なかなか思い通りのスタイルをキープできません。「早くカラッとした夏にならないかな」と毎年この時期になると思ってしまいます。
そんな梅雨真っ只中の中、先日、以前も担当させていただいたK-POPアイドルグループのコンサートのお仕事に行かせていただきました。
🎤 再会できた嬉しい現場

今回も同じグループのヘアメイクを担当させていただいたのですが、現場に入ってまず嬉しかったのは、メンバーの皆さんやスタッフの皆さんが私のことを覚えてくださっていたことです。
「お久しぶりです!」「またよろしくお願いします!」と声を掛けていただき、一気に緊張がほぐれました。初めてご一緒する現場はもちろん楽しいのですが、一度関わった方と再びお仕事ができるというのは、この仕事ならではの喜びだなと改めて感じました。
さらに驚いたのは、メンバーの皆さんの日本語力です。前回お会いした時も十分上手だったのですが、今回はさらに自然な会話ができるようになっていて、努力の積み重ねを感じました。日本のファンの皆さんともっとコミュニケーションを取りたい、日本の文化をもっと知りたいという気持ちが伝わってきて、とても嬉しくなりました。
💄 ヘアメイクは積み重ねが大切

ヘアメイクの打ち合わせでは、今回のツアーコンセプトや衣装を確認しながらスタイルを決めていきました。
前回担当させていただいた際に、それぞれのメンバーの好みやこだわり、骨格の特徴、ステージ上でどの角度が最も魅力的に見えるかなどを把握していたので、打ち合わせもとてもスムーズに進みました。
「この人は前髪にこだわりがあるな」「この人は横顔がきれいに見えるスタイルが似合うな」といった情報が積み重なっているので、再び担当できることはヘアメイクにとって大きなアドバンテージになります。
そして何より感動したのは、メンバーの皆さんの成長です。
前回お会いしてからそれほど長い時間が経っているわけではないのですが、ステージでの見せ方、表現力、歌唱力、ダンス、トーク力、そして日本語力まで、すべてがレベルアップしていました。
もともと高い実力を持っているグループなのですが、その現状に満足せず努力を続けている姿勢がパフォーマンスから伝わってきて、舞台袖で見ていた私も思わず見入ってしまいました。
関わらせていただいた方が成長している姿を見ると、「私ももっと頑張らなければ」と刺激を受けます。技術職であるヘアメイクの仕事も、学びや研究に終わりはありません。新しい技術やトレンドを取り入れながら、私自身も成長し続けたいと改めて感じました。
🛍️ 大阪グルメと日韓トレンド交流

休憩中には大阪のお気に入りの食べ物の話でも盛り上がりました。
やはり人気だったのは「たこ焼き」!「大阪に来たら絶対食べたい」と話していて、焼き鳥もお気に入りだそうです。
また、買い物スポットとして名前が挙がったのがドン・キホーテでした。
実は私がスタイリングで使用している、かなりハードなグリースがあるのですが、その商品をメンバーの一人がとても気に入ってくださり、「絶対に欲しい!」と言っていたのです。
すると翌日、「ドン・キホーテで見つけました!」と嬉しそうに報告してくれました。韓国に帰ってからも使えると喜んでいて、こちらまで嬉しい気持ちになりました。
仕事の合間には、韓国で流行っているものを教えてもらったり、日本で話題になっているものを紹介したりと、たくさんの交流もできました。こうした何気ない会話も、現場の楽しみの一つです。
⚡ ステージ裏は時間との勝負

とはいえ、ライブ現場は常に和やかというわけではありません。
ライブのお仕事は、とにかく時間との勝負です。開演時間は絶対に遅らせることができません。リハーサルから本番までスケジュールが分刻みで進んでいくため、舞台裏は常に慌ただしい空気に包まれています。
メンバーがステージに立つと少しだけ安心しますが、私たちの仕事はそこで終わりではありません。
舞台袖に戻ってきた瞬間に髪型やメイクの崩れをチェックし、次の出番までのわずかな時間で素早く修正します。
汗をかいても、激しく踊っても、照明の熱を浴びても、最高の状態でステージに送り出したい。その一心で作業を進めます。
時には「もう少し手が増えたらいいのに」と思うほどのスピード勝負になることもありますが、その分、本番を無事に終えてメンバーが笑顔で戻ってきた時の達成感は格別です。
今回もたくさんの刺激と学びをいただいた素晴らしい現場でした。
また皆さんとご一緒できる日を楽しみにしながら、私自身もさらに技術を磨いていきたいと思います。


コメント