トークショーの魅力を引き出す:現場を支えるヘアメイクの仕事術

ヘアメイクのお仕事

先日、トークショーのイベントに行かせて頂きました。トークショーやLIVEなどのイベントは、開場や開演時間がしっかり決まっていますよね。でも、実は開演時間が夕方だったとしても、ヘアメイクの入り時間は驚くほど早いんです!今回はイベントヘアメイクの裏側についてお話しさせて頂きたいと思います。

ヘアメイク準備の流れ

ヘアメイクは演者さんが会場入りする前に現場に到着し、必要な道具や環境の準備を整えます。メイク道具を並べ、照明の具合を確認し、髪型やメイクが崩れにくい工夫を考えながら準備を進めます。この段階で忘れ物がないか、予備のアイテムもチェックすることが大切です。

リハーサル対応

演者さんが到着されたら、すぐにリハーサルが始まることがほとんどです。リハーサルでは、客席のどの席からでも演者さんが一番美しく見えるように、照明、音響、立ち位置などの細かい確認が行われます。ヘアメイクもその様子をしっかり見学し、出演者がどのタイミングでどの位置に立つのか、どう動くのかを把握しておくことが大切です。これにより、メイクの崩れや髪型の乱れを予測し、必要なフォローが迅速にできるようになります。

リハーサルで演者さんの動きや照明を確認し、臨機応変に対応できる準備をしておくことが大切です

開演前のヘアメイク仕上げ

リハーサルが終わる頃には、すでに開場時間が迫っていることが多く、そこから開演までの限られた時間で全ての出演者のヘアメイクを仕上げなければなりません。この瞬間が一番の勝負どころ。時間との戦いの中で、いかに美しく、かつ持続する仕上がりにできるかが求められます。限られた時間内で最高のパフォーマンスを発揮するために、集中力と経験がものを言う場面です。

舞台裏でのサポート

無事に開演すると、一見ヘアメイクの仕事は終わったように思われがちですが

、実はここからも重要な役割が続きます。ステージはスポットライトや舞台照明でとても暑く、演者さんが舞台袖に戻ると汗だくであることもしばしば。そんな時、すぐに汗を抑えてメイクを直したり、リップを塗り直したりして、常に最高の状態を保つサポートを行います。この舞台裏でのフォローも、ヘアメイクの大切な仕事の一部なんです。

開演後も油断せず、舞台裏で演者さんの状態を常にチェックし、必要なサポートを迅速に行いましょう

まとめ

ヘアメイクの仕事は単に髪やメイクを整えるだけではなく、現場全体がスムーズに進行するよう気を配り、臨機応変に対応することが求められる、非常にやりがいのある仕事です。演者さんが自信を持ってステージに立てるよう、裏方として支えることができるのは大きな喜びでもあります。

舞台袖から見る景色は、観客席からは決して見えない特別なものです。その感動や緊張感、そして達成感は、私の心の中に大切にしまっておきますね。

では、次回のコラムもどうぞお楽しみに!

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