現役メイクアップアーティストが教えるメイク直しのテクニック

メイクアップ

今回は毎日の生活からちょっとしたお出かけまで、役立つメイク直しテクニックを現役メイクアップアーティストの私がアドバイスしたいと思います!

簡単にできるメイクのリタッチ法を知っておけば、一日中キレイなメイクで過ごせます。ぜひ取り入れてみて下さい。

メイク直しのタイミング

まずはメイク直しのタイミングについてです。

みなさんは朝にメイクをしてから、昼食後、帰宅前の1日に1~2回のメイク直しをしているのではないでしょうか。

一般的なメイク直しのタイミング

  • 1回目 昼食後
  • 2回目 帰宅前

実はその一般的なメイク直しでは、すでにメイクが崩れた後になってしまいます。

1日中キレイなメイクをキープするには、崩れる前にメイク直しすることが重要です

キレイなメイクをキープするために理想的なメイク直しのタイミングは、以下の4回になります。

理想的なメイク直しのタイミング

  • 1回目 お出かけ直後
  • 2回目 昼食後
  • 3回目 昼食の2~3時間後
  • 4回目 帰宅前

メイク直しのタイミングを理解いただいたところで、実際のメイク直しのテクニックについて詳しく説明していきます。

メイク直しのテクニック

では、次にどうすれば上手くメイク直しができるのか、詳しく説明していきます。

メイク直しには次の3ステップがありますので、順に説明していきます。

メイク直しの3ステップ

  • ベースのリタッチ
  • 目元のリタッチ
  • リップ

ベースのリタッチ

小鼻、鼻筋、額、あごなど顔の中心がテカったりして崩れやすいのですが、これは体の中心に皮脂腺が密集しているからだと言われています。

まずはそのテカりを抑えます。

テカリを抑えるためにあぶらとり紙を使用する方が多いと思いますが、ぜひティッシュで抑えてください。その方が余分な皮脂まで取ることなく、いい具合に抑えることができます。

皮脂をとりすぎると、皮膚がさらに皮脂を出そうとして、結果テカりやすくなってしまうので気を付けましょう。

眉の上の部分も額と同じくテカりやすいので抑えるようにして下さい。

次にスプレータイプのローションを一吹きして乾燥を防ぎます。

夏場はこの一手間で顔がすっきりして気持ちがいいですよ!

その後、ファンデーションのスポンジのきれいな面を使って崩れたベースをならします。あまり強く引っ張ったりしないように注意してヨレなどを直します。

最後にパウダーファンデーションやフェイスパウダーで抑えます。

パウダーファンデーションの場合はあまりベッタリのせずに、スポンジに少しだけのせ、ファンデーションがはげた部分を中心にのせていきます。

これでベースのリタッチが完成です。

目元のリタッチ

次に目元のリタッチです。目の際のアイシャドーがヨレるので指でならします。

上瞼だけでなく下瞼の際も忘れずにならし、その上からアイシャドーを足してぼかします。

普段アイシャドーを持ち歩かない方なら、パレットより濃いめの1色を持っていると、目の際にのせてぼかしてグラデーションが作れるので便利ですよ。

そして、アイブロウの眉尻やアイラインを足していきます。

私はリタッチする時に、目の下のハイライトをのせるようにしています。

午後から肌は次第にくすみがちになるので、ハイライトで明るさを足すといいですよ

リップ

最後にリップです。まずはティッシュではげた口紅を拭き取り、ファンデーションで輪郭を消します。

次にリップやグロスを塗ります。

さらにきれいに仕上げるためにはリップライナーやリップブラシを活用するといいですね。

ここまでの手順を見ると意外とやることが多いように見えるかもしれませんが、慣れると時間もかからず、簡単ですよ。

これからの季節、汗や皮脂で化粧くずれがひどくなってきます。また、紫外線防止のためにもこまめに化粧直しすることをおすすめします。

汗などで下地に塗った日焼け止めが流れていっても、パウダーなどに含まれる粒子が紫外線を肌に直接届くのを妨げる効果があるそうです。

また、最近のフェイスパウダーや、パウダーファンデーションには、日焼け止めの効果があるものもありますので、そういったものを試してみるのもいいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました