ダンス衣装の撮影現場

ヘアメイクのお仕事

さて今回は外人モデルさんとご一緒にお仕事をさせて頂いた現場のお話をさせて頂きますね☆☆

その撮影は、ダンスユニフォームや、衣装を作っている会社のパンフレット撮影でした。モデルは社交ダンスのプロの男女で、現在のお住まいはニューヨークだとか☆

あちこちの大会やパーティ、講師などもされているという、社交ダンス業界では有名な方々でした。

この日のスタジオはかなり冷えきっていて、その上乾燥もしていたので、常にお水やホットコーヒーを飲んで水分補給をして頂き、必要なところ以外のお粉は避けました。

また、衣装はほとんどホルダーネックなどで寒いので、撮影の時以外はジャケットを被せたりなど…心配りもヘアメイクにとって大切なお仕事の一つですね(*^_^*)

衣装のイメージとモデルさんのイメージを見て、ヘアメイクの雰囲気を決める事も大切ですが、クライアントさんのイメージももちろんあるので、必ずこういうイメージでいって良いですかと確認をする事も大切ですね。(^_-)-☆

今回は、エレガントであまり奇抜にならないというイメージだったので、ドレスも優しい感じが多く、メイクもダーク系は避けました。また、外人モデルの方の場合、お肌が乾燥系が多いので、クリーム系のベースでリキッドファンデーションを乗せたり、彫が深いので日本人の方ほどベースで立体感を出さなくてもアイシャドゥの色味の調節や、軽く仕上げにハイライトを入れてあげるだけでも十分綺麗に仕上がるんですよね。

さて撮影は、まずレッスン着から行われました。こちらのメイクはナチュラルに仕上げ、ヘアーは主にダウンスタイルで、サイドのみアレンジを加えて作りました。

男性は、ファンデーションと、フェイスラインにはシャドゥを入れ、軽く眉を整え、髪は短髪だったのでジェルでウェットに固めました。

撮影が始まると2人の気分を盛り上げる為、バックミュージックにタンゴやワルツなどを流し、スカートの裾が綺麗に広がる様子を撮る為、何度も回ってはポーズを決めていました。「ワン、ツー、スリー」とカメラマンの方のシャッターチャンスに合わせ、次々と違うパターンのターンでポーズを決め、撮影をしながらダンスを楽しんでいる様でした。

レッスン着の撮影が終わり、男性は、とにかくおしゃべり好きな方のようで、撮影が終わるとずーっと楽しそうにおしゃべりをしたり、歌を口ずさんだり♪逆に女性の方がテキパキと動き仕切っていて、とても見ていて楽しく笑えました^m^

つぎにドレスの撮影をしました。こちらのメイクはキリっとラインをしっかり引き、シャドゥは濃い目、リップは衣装に合わせつつ濃い目に。ヘアーはキッチリとタイトにまとめ、スパンコールのヘアアクセをバックに付けたりなど、とにかくゴージャスに見せました。

外国の方はおしゃべり好きな方が多いのですが、話を聞いてあげるだけでも喜ばれ、カメラに向ける表情も変わってきますね☆気配りとともに、コミュニケーションスキルもヘアメイクには重要な要素ですね。

と、いった感じで、スタジオ内は沢山のきれいな衣装と優雅な音楽、歌声におしゃべり?に包まれ無事終わりました(^_^)/

今回はダンスのプロがモデルをされたので、どうすれば衣装が綺麗に広がり、綺麗に見えるかなど、すごくご存知で、私自身見ていてとても勉強になった現場でした♪

彡では、次回もお楽しみに♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました