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2013/10/01

第103回「CM撮影でのヘアメイク」

10月になりファッションも秋になってきましたね。ファーやニットなどが似合う季節になりました。夏とは違うファッションやヘアメイクが楽しめるので、女性で良かったと思います。

 

さて、先日CM撮影に行ってきました。わずか30秒程のCMですが、30秒のCMを作るために半日以上かかりました。

そんな時間のかかるムービー撮影ですが、スチール撮影とはヘアメイクが少し違います。今回はスチールとムービーでのヘアメイクについてお話ししようと思います。

 

スチール撮影では照明の関係でメイクが飛びやすいので、しっかりと肌づくりをします。そしてハイライトやシェーディングなどを入れてお顔に陰影をつけていきます。そうしないと照明で顔の凹凸がなくなり凄くのっぺりとしたお顔になってしまいます。

ヘアは、背景が何かにもよりますが、特に白いバック紙では飛び出てしまっている髪の毛や隙間などがカメラマンさんに嫌われますので注意します。

撮影後の写真では、お肌の荒れを直したり、飛び出ている髪の毛を消したり、洋服のシワを修正したり、少なからず加工が入ります。修正する箇所が多いと、カメラマンさんにご迷惑になるので、細部まで注意が必要です。

 

ムービー撮影で肌づくりをしっかりとすると、凄く厚塗り感が出てしまいます。ハイライトなどもパールやラメが強すぎるとテカっている様に見えてしまうので、ベースメイクは出来るだけナチュラルに作っていきます。しかし、ニキビや毛穴などの肌のアラはムービーの方がハッキリと分かってしまいます。ナチュラルな肌を作るのですが、アラは完全に隠すようにします。雑誌や広告で見ているモデルさんがTVに出ると、アレ?意外とお肌が荒れていると思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ムービーは出来上がった順番通りに撮影をしていくわけではないので、撮り終え全てをつなげた時に髪型が繋がっていないとおかしな映像になってしまいます。崩れにくい髪型、崩れてきても変わらない髪型にするよう注意します。

 

ムービーは移動が多かったり、ヘアメイクも毎回お直しに入ったり忙しいですが、個人的にはスチール以上の達成感が得られるので楽しんでいます。では、次回もよろしくお願いします。

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